無気力を原動力に

株式投資で解脱した人のブログ

銀行の破綻は続く

ファースト・リパブリック・バンクが経営破綻しました。

史上2番目の規模ということでアメリカ市場は大きく値下がりしたようです。

 

tomatorres.hatenablog.com

 

3月23日に上記の記事を書きましたが、えらく早い段階で連鎖したという印象です。

第3、第4の破綻もあると思います。

繰り返していった先がどうなるのか。

とりあえず大型連休明けの日本市場が気になります。

 

 

 

半導体銘柄が売られているのか

4月27日に信越化学工業東京エレクトロンデバイスの決算が発表されました。

どちらも増収増益でしたが、翌日の株価は大幅に下落。

東京エレクトロンデバイスについては、来期予想が微減なので下がるのも分からないわ

けではないですが、これほどの下げ幅は理解し難いです。

共通しているのは半導体関連の銘柄だということなので、

保有株以外も下がっているのか簡単に調べてみました。

 

【半導体】関連が株式テーマの銘柄一覧 | 株探 (kabutan.jp)

 

上記を見る限り半導体全般が売られているわけではなさそうです。

半導体は生活の基盤みたいなものなので、需要が衰えるということはないと思います。

ということでバーゲンセールだろうと判断し、買い増ししました。

よろしくお願いします。

 

東京レインボープライドに参加しました

東京レインボープライドに参加しました。

LGBTQの啓蒙を目的としたイベントです。

代々木公園で企業や団体がブースを出したり、

渋谷、原宿を行進したりしているようです。

東京レインボープライド2023 (tokyorainbowpride.com)

 

筆者は「スケッター」という介護や福祉の有償ボランティアのマッチングサービスで募

集があった介護事業所のブースをお手伝いしました。

スケッター | 介護・福祉の有償ボランティアなら【スケッター(Sketter)】

 

東京レインボープライドについては全然知らなかったのですが、調べてみると日本で

初めて性的マイノリティが声を上げたイベントが母体になっているようです。

そのときの主催者である南定四郎さんは、

NHKで放送されていた「逆転人生」という番組でその半生が紹介されていました。

テレビで知ったことが現実とつながり、妙な興奮を覚えました。

非常に大規模なイベントで名だたる企業も出店していました。(ホームページ参照)

社民党党首の福島瑞穂さんを見かけました。

自民党の議員も来てたんですかね。来てもらいたいですね。

久しぶりに都心へ出たので人酔いしました。

たまにはこういう経験もしておかないと人への耐性がなくなってしまいます。

良い機会をありがとうございました。

 

 

【新規購入】信越化学工業

信越化学工業を購入しました。

昨年度までは最低投資額が高すぎて買えない銘柄でしたが、

今年度より株式分割すると聞いて涎が垂れていました。

そんなに欲しかったのならば何故すぐに購入しなかったのかというと、

来年から始まる新NISAでの購入を検討していたからです。

今買って来年下がっていたら新NISAへの乗り換え時に損失が発生してしまいます。

もちろん株価が上昇すれば利益確定しながら乗り換えられるのですが……。

とりあえず様子見で100株だけ購入。

4000円を下回るようだったら追加購入していこうかと思っています。

 

 

あさひ 優待を廃止して増配

あさひ(3333)が4月3日の決算で優待を廃止し、増配を発表をしました。

優待は23年2月の権利確定まで。

配当は年1回配当28円から年2回配当45円

配当性向も35%にするなど大幅に改善しました。

円安の影響で減益が続いていた業績も来期は今期を上回るとしており、

非常に好感の持てる決算でした。

ところが、決算発表翌日の株価は下落。

決算後の反応が自分の印象と釣り合わないことがよくあります。

おそるおそる100株だけ追加購入しました。

確かに100株保有で4000円分の優待券がもらえていたので、

1700円分の増配では物足りないという見方はできますが、

毎年のように自転車または部品を買い替える人はいないでしょうし、

金券ショップで換金しても50%程度(筆者の経験)なので、

そんなにネガティブな変更とは思えないのですが。

見直しが入ることを期待します。

 

 

訳あって保有することにする

平河ヒューテック菱電商事、みずほリースを保有することにしました。

本当は優待クロスをする予定の銘柄でしたが、

平河ヒューテック菱電商事は一般信用15日の日数計算を間違えてしまったため、

権利確定日まで保有できないというミスを犯しました。

この2銘柄以外にも同じ状況に陥ってしまったものが2銘柄あり、

それらは泣いて処分しました。

平河ヒューテック菱電商事も諦めて処分するのが筋なのでしょうが、

最近相場が軟調なこともあって空売りのほうで利益が出ているので、

業績や事業内容に問題がなければ値を戻すまで保有しておこうと思いました。

みずほリースは信用売り注文を入れ忘れていました。

気づいたときにはもう建玉がなくなっていて、どうしようか思案した結果、

これも企業分析をして問題がなければ保有しようという結論に至りました。

 

平河ヒューテック

電子機器のケーブルを扱っている会社。

業績、配当ともにゆるやかな増加を続けている。

クオカード2000円 配当28円

 

菱電商事

三菱電機系列の商社。手広く扱っている。

業績は横ばいか。今期は好調だったようだが、一服感がみられる。

過去5年間の配当は増加傾向にある。減配の実績はない。

クオカード2000円 配当66円

 

みずほリース

具体的に何をリースしているのか分からなかったが、

大手であること、ストック型ビジネスであることに安心感がある。

調べられる限りでは13年連続で増配している。

クオカード3000円 配当130円

 

上記3銘柄の優待と配当を合わせた利回りの平均は4.05%

平河ヒューテック菱電商事空売りで4%ほど利益を実現させたので、

それも加味すると短期的な利回りはもっと良いです。

悪い判断でないことを祈ります。

 

 

金融緩和の無限ループ

アメリカやスイスの銀行が破綻しそうなので政府が買い支えに乗り出しています。

お金は社会を巡る血液だとするならば、銀行はそのお金を循環させる心臓です。

機能不全に陥らせるわけにはいきません。

したがって、各政府の判断は正しいと思います。

が、現状を考慮すると詰み筋に嵌ったんじゃないでしょうか。

日本の方針は異なりますが、アメリカはインフレを抑え込むために利上げをしました。

ところが、利上げによって返済や行き過ぎた投資を整理したい企業が資金を引き揚げ、

銀行が融資できなくなりました。

そこに政府が資金を投入すると市場の通貨供給量は増加します。

通貨供給量が増加すればインフレが生じます。

インフレを抑えるためには利上げをし、利上げによって企業が資金を引き揚げ、

銀行が融資できなくなる、といった負のスパイラルに飲み込まれます。

利上げをせずインフレを容認すればスパイラルからは抜け出せますが、

銀行が破綻した時点で悪影響は芋蔓式に広がっていきます。

大規模な金融緩和をすると、まず銀行からダメになっていくだろうという見解は、

アベノミクス発足当初から耳にしていましたが、

筆者はいまひとつ意味が分かりませんでした。

(低金利だから銀行が割を食うのは分かりますが)

でも、昨今の世界経済を見て合点がいきました。

金融緩和政策が悪手だとは言いませんが、やりすぎると打つ手がなくなると思います。

あくまでも「カンフル剤」

日本は詰んでいないことを祈りますが、出口戦略は難しいのではないでしょうか。