無気力を原動力に

株式投資で解脱した人のブログ

投資家を名乗ろう

ブログを書き始めた理由はいくつかあるが、その中でも次の2つを大事と考えてきた。

 

・ひきこもりやニートが幸福に生きるための方法を提示すること

・ひきこもりやニートに対する偏見を是正すること

 

上記の目標へ向かうにあたり、筆者はひきこもりを自称してきた。

だが先日、家族から筆者のことを人にどう説明したらいいのか分からないと言われた。

肩書に興味はないので「ひきこもり」「ニート」と答えればいい。

そう言おうとしたが、ひきこもりやニートに対して社会が偏見を持っているということ

は、説明する側も偏見を持っているので言いづらいし、説明を受ける側もひきこもりや

ニートを悪いもの、恥ずべきものとしてしか理解しないということに気づいた。

そもそも無職であることを気にも留めないほど哲学の完成された人間は稀有だ。

ひきこもりを含め、ほとんどの人間が無職であることに引け目を感じている。

ならば1株でもいいから銘柄を保有して投資家を名乗ったらよいのではないか。

 

株をはじめたら、ひきこもり・ニートではいられない。個人投資家、資本家、資産家、デイトレーダー、インベスター、株屋、相場師、ギャンブラー、錬金術師、高等遊民、等の肩書を選べる身分となる。

(伊藤秀成「ひきこもり・ニートが幸せになるたった一つの方法」雷鳥社

 

思えば「eスポーツ」は「ゲーマー」と呼ぶのが正しいのに、

それだとイメージが悪いから名称を変えることで社会に浸透している。

「av女優」もいつの間にか「セクシー女優」になり、

できちゃった婚」も「授かり婚」になっている。

それに比べて「ひきこもり」や「ニート」は名称に対して真面目になり過ぎている。

ほんの少しだけ株を買って「投資家」を名乗ろう。

そのほうが自分にも社会にも都合がいい。