無気力を原動力に

株式投資で解脱した人のブログ

NHK短歌 佳作に選ばれました

NHK短歌3月号佳作に採っていただきました。

詠題は「踏む」

選者は佐佐木頼綱さん

頼綱さんには昨年8月にも佳作に採っていただき、勝手に気が合うと思っております。

今年度で選者交代ということで残念ではありますが、

一時でも鼻を高くすることができて満足です。

ありがとうございました。

 

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(※トマトーレスの名では投稿しておりません。)

 

 

 

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ここがおかしい年金制度③ ~国民年金~

国民年金は所得に関係なく定額を納めなければならないのが理不尽です。

国民年金さえなければもう少し生活に余裕が持てるという人は多いと思います。

一方、高所得者にとっては厚生年金を納めている人に比べて安すぎる金額であり、

明らかに非効率な徴収方法となっています。

これは自営業者等の所得を把握するのが難しく、

場合によっては不合理な徴収方法をしてしまうことから定額になったようです。

どういうことかと言うと、例えば保険料が所得の10%だった場合で考えてみます。

Aさんの所得が100だった場合、保険料は10です。

Bさんの所得が120だった場合、保険料は12です。

ところが、実際にはAさんの所得が150の可能性があるかもしれません。

そうだとすると所得の低いBさんのほうが多くの保険料を納めたことになってしまい、

不合理なケースが生じてしまいます。

そのため仕方なく定額にしたということらしいですが、

私の感覚からすれば別にたいした問題には思えません。

確定申告は保険料だけでなく税金の問題もあるので、

過少申告はもちろん容認できないのですが、

仮説に目くじらを立てて弱者に一律の負担を強いるほうがよほど不正義だと思います。

おまけに国民年金は控除の対象となり、所得税を軽減させる効果があるので、

高所得者ほど実質の負担額は少なくなるという全く意味不明な制度となっています。

富裕層を優遇した上に徴収も非効率な愚策は一刻も早くやめてもらいたいです。

一応この点については令和4年10月から厚生年金への加入対象者が拡大されるので、

非正規労働者にとっては多少の改善になりそうです。

 

令和4年10月からの短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用の拡大|日本年金機構 (nenkin.go.jp)

 

厚生年金も経営者からすれば収益の増減に関係なく負担しなければならないので、

経済全体を考慮すると決して賢明な徴収方法とはいえないと思います。

所得税法人税として徴収するべきだと思うのですが、

ここから先を述べると国民年金の話から外れてくるので終いにします。

 

 

 

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ここがおかしい年金制度② ~賦課方式~

年金制度には賦課方式と積立方式がありますが、

日本を含めて各国とも賦課方式を採用しています。

しかし、少子高齢化が進む中、賦課方式が今後も続けられるとは思えません。

賦課方式は謂わば若年層から高齢者への仕送りです。

そのため、納めた保険料を将来受け取ることが前提になっていません。

したがって、「もらいすぎ」や「損をしている」といった不平、不満は筋違いというこ

とになります。

でも、実際には納めた金額に応じて受給額が決まってくるので、

損得勘定から生じる不平、不満には共感できる部分もあります。

賦課方式は高齢化によって相対的に若年層が少なくなると年金財政は苦しくなります。

それにもかかわらず賦課方式が採用されているのには理由があります。

1つは、制度発足時は高齢者に払える年金がないので賦課方式で始めざるを得ず、

いったん賦課方式で始めたら保険料は高齢者のところに行ってしまうため、

積立方式にするのは困難になるということです。

もう1つは、積立方式は物価上昇に弱いということです。

インフレが起こると積み立てたお金は目減りしてしまいます。

賦課方式であればインフレが起こっても労働者の所得が増えているはずなので、

必要な保険料を集めやすいです。

ここまで賦課方式が採用されている根拠について説明してみました。

事実に反する内容を説明するのは大変ですね。

制度発足時に支払える年金がないのはあたりまえです。

しかし、アメリカなどでは積立方式でスタートした国もあります。

日本も当初は積立方式にしようとしていました。

だから余分に徴収していた積立金がGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人

で運用されているのです。

制度発足時の年金は、税金で建て替えればいいのではないでしょうか。

というより、国民年金は現状足りておらず、厚生年金が充当しているではないですか。

だったら最初から税金でやれば支払いや受け取りの多寡が不公平の種になりにくいと思

うのですが、どうしてそうしなかったのか甚だ疑問です。

また、積立金はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)で運用されていて、

資産は増えています。現金のまま置かれているわけではありません。

 

運用実績はどのような状況ですか。|年金積立金管理運用独立行政法人 (gpif.go.jp)

 

積立金が現金のまま置かれているのであれば、

確かに積立方式はインフレに弱いでしょう。

でも、実際には金融資産として保有し、運用しています。

短期的な目減りを槍玉に上げて不安を煽られがちですが、

長期的に増加しているのは歴然です。

積立方式はインフレに弱いというのは事実ではなく、むしろ強いです。

弱いのは労働者のほうです。

インフレが起きれば所得が増えるのではなく、

「インフレが起きなければ所得が増えることはない」というのが正しい理解です。

そうでなければバブル崩壊以降の経済をどう説明するのでしょう。

水面下ではインフレを起こしつつも、労働者の所得が増えているとは言い難いです。

目減りしている労働所得に依存する年金制度が合理的なわけがありません。

 

<参考文献・資料>

日本の公的年金は「賦課(ふか)方式」~どうして積み立てておけないの? | いっしょに検証! 公的年金 | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

 

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ここがおかしい年金制度① ~社会保障になっていない~

経済が安定していれば政治は大して重要なものではないと考えていますが、

年金制度だけは容認することのできない世紀の愚策だと思っています。

その根拠について4回にわたり説明していきたいのですが、

第1回目は①というよりゼロです。

そもそも年金制度は社会保障になっていません。

年金制度のどこが間違っているのではなくて、年金制度そのものが間違っています。

払った人しか報われず、納付額の多寡で待遇も違うからです。

民間の保険会社なら営利が目的なのでそれでいいでしょう。

しかし、国家が保険事業を行うのは社会保障のためです。

生活に困っている人を救済するためです。

”give and take”ではいけないはずです。

それが許されるのなら各々が民間の保険会社に加入すればいいだけの話です。

最悪"take"はいらないから"give"もしませんという選択ができればいいのですが、

年金制度は強制加入となっており、”give and die”を強いられています。

(所帯持ちは遺族年金が支給される場合がありますが)

また、高齢者だからといって全員が生活に困っているわけではありません。

社会保障の目的に従うならば、

年齢に関係なく生活に困っている人とその状況に応じて支給されるべきですが、

保険なので納付額に比例してしまいます。

そのため年金をたくさん納めることのできた裕福な人に手厚い保障が与えられるという

本来の趣旨とは真逆な制度設計となっています。

こんな大義のない、むしろ格差を助長するような制度が強権的に行われていることに、

筆者は強い憤りを感じています。

ただちに年金制度を廃止するか、

なぜ道理に合わないことを「あえて」やっているのか、

理由を説明していただきたいです。

 

 

 

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境界知能について

境界知能をご存知でしょうか。

知的障害とまでは言えないけれども、平均的な知能水準からは大きく逸脱している

「グレーゾーン」のことです。

 

www3.nhk.or.jp

 

上記の記事にある通り、IQ85~70の領域が境界で、

70以下が知的障害の水準になります。

全体の14%が境界知能に該当すると言われています。

 

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画像は私の検査結果です。

張り付けてみたら見えにくかったので要点を抜粋します。

全検査IQ 91

言語性IQ 109  動作性IQ 70

言語理解 120 知覚統合 72 作動記憶 83 処理速度 63

 

全体のIQこそ91ですが、

これは「言語理解」が突出していたために平均点が上がっただけです。

「知覚統合」「作動記憶」は境界知能、

「処理速度」にいたっては知的障害の水準です。

各項目について詳しく説明します。

 

言語理解

言語的な情報や自分がもつ言語的な知識を状況に合わせて応用できる能力を指します。

この能力が低い人は、下記のような困難さを抱えているようです。

 

「言語的な指示が理解できず集団行動からはずれてしまいやすい」

「日時や場所、やりとりなどの理解と表現が不正確でトラブルになる」

「事の流れや感情などをことばで説明できず誤解されやすい」

「会話に参加することが難しい」

 

私はこの能力が高いとの判定を受けましたが、あまり高いという実感はありません。

2人以上いると会話に参加できなくなるので、むしろ苦手な気がします。

ただ、文章を書くことや、物事を深く考えることには長けていると思っているので、

そこを評価されているのかなと理解しています。

 

知覚統合

視覚的な情報を取り込み、各部分を相互に関連付け全体として意味あるものへまとめあ

げる能力を指します。

この能力が低い人は、下記のような困難さを抱えているようです。

 

「場面や状況、相手の表情を理解できずその場にあった行動ができない」

「位置や方向,場所などを間違えてトラブルになる」

「持ち物の整理や分類がしにくい」

「社会的なルールが理解しにくい」

 

私はこの能力が知的障害との境界線にあるのですが、あまり実感が湧きません。

「空気が読めない」ということであれば確かにそうなのでしょうが、

地図は読めるし、標識も理解できるし、グラフや表も得意ではないにしても、

ある程度は見たり書いたりできていると思うのですが。

客観的な評価と自己認識が一致しないのは発達障害に見られる特徴らしいので、

この分野が最も深刻な問題を抱えているのかもしれません。

 

作動記憶

注意を持続させて聴覚的な情報を正確に取り込み、記憶する能力を指します。

この能力が低い人は、下記のような困難さを抱えているようです。

 

「名前や約束を覚えられない。すぐに忘れる」

「暗算が苦手」

「注意や集中が持続しない」

 

私が最も苦手意識を感じている事柄ですが、IQとしては普通の人より苦手くらいで、

極端に悪いというほどでもないようです。(とはいえ境界知能の範疇ですが)

 

処理速度

視覚的な情報を事務的に数多く、正確に処理していく能力を指します。

この能力が低い人は、下記のような困難さを抱えているようです。

 

「物事を素早く処理することが苦手」

「必要な物がすぐに見つけられない」

「時間内に課題が終わらない」

「書いたり読んだりするスピードが遅い」

 

社会人になってから苦手だという自覚が持てるようになった事柄です。

言われてみれば学生時代から苦手でしたね。

センター試験の問題は最後まで辿りつかなかったですし、

書き損じや答案の写し間違いなどもよくありました。

分かっていないだけでなく、事務処理能力にも問題があったようです。

 

言語性IQと動作性IQ

言語性IQは、言語理解と作動記憶の総合です

動作性IQは、知覚統合と処理速度の総合です。

両者の数値に極端な差があると発達障害が疑われるそうです。

通常であれば15以内に収まるそうですが、私は39もあります。

しかし、知能検査だけで発達障害を診断することはできないそうです。

成育歴の調査やもっと詳細な検査をして診断するようですが、

それをやってくれる機関?病院?は教えてもらえません。

診断してくれるところを求めて発達障害者支援センターに電話したり、

産業医に相談したりしましたが、大したことないと思われているのか、

それとも教えると何らかの不都合があるのか、あまり相手にされませんでした。

そのため自己判断になりますが、私は不注意優勢型のADHDかもしれません。

下記の事例が、自分の辿ってきた経緯とかなり近いです。

 

仕事が遅い場合の対策は ADHDで処理速度・知覚統合が低め : 仕事 - 株式会社Kaien

 

 

健常者とも障害者とも定義されずに困っている人がいる

普通に生きられる人から見ると苛々するような人間が社会の中には一定数います。

そういう人を見かけたら、境界知能だな、と理解していただけると助かります。

うまくいかない人は普通になろうと努力せず、

周囲の人々は普通に近づけようと努力しなければ、

だれも傷つかずに生活できると思います。

 

<参考資料>

jissen_07.pdf (iwate-ed.jp)

WAIS-III知能検査を受ける意味はなんですか? | すなおクリニック Q&A

アスペルガー症候群の診断・検査方法は? - 成年者向けコラム | 障害者ドットコム (shohgaisha.com)

 

 

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献血をしてきました(7回目)

献血をしてきました。

1月2日から先着でブランケットまたは洗えるマスクをくれるということだったので、

美術展の帰りに献血ルームへ行きました。でも、なぜかもらえませんでした。

私よりも後に献血を終えた人がブランケットやマスクをもらっていたのに……。

うっかりされたのかなと思いつつも、問い質すのも気が引けて、

モヤモヤしたまま1時間半ほどカフェスペースで本を読んだり、

お菓子を食べたりしていました。

 

 

 

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ひきこもらせればいいのに。

 

ひきこもりの息子、すがった先は悪徳業者だった 母の後悔届かぬ返事(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 

ひきこもりに関するニュースを見るといつも思うのですが、

なんで働く能力のない人を働かせようとするんですかね。

無理だという結論は、引きこもり歴20年と親の徒労で解答が出ているではないですか。

あたりまえのことですが、労働は生きるために必要だからするんですよ。

ひきこもれるのだから働かせる必要なんかないじゃないですか。

労働は義務だの社会貢献だの人間的生活のために必要だの言う輩がいますが、

それを言い出したら労働以外にもやらなければ解決できない社会問題、

労働によって生じている社会悪、労働によって失われている人間性など、

具体的なことを話し出したらキリがないほどの弊害がたくさんあります。

この親御さんは子どもの将来を心配していたのでしょうが、

1300万円も用意できるならひきこもりには充分な生活費になりますよ。

どの程度のひきこもりなのかにもよりますが、

まともに外出できないようなレベルで、食事とゲームしか消費しないなら

月3万円あれば生きていけます。(物価上昇しない限り)

もう少し消費活動をする私でも、寮生活のときの生活費は4万円でした。

(労働ゆえの通院費込み。家賃1万円は別)

年間50万円、1300万円あれば26年は生きられます。

それでも不安だというのなら株式投資をやればいいのです。

1000万円を配当利回り5%以上の銘柄に分散投資すれば年間50万円。

税金を約20%徴収されて40万円。

所得が103万円以下ならば確定申告で徴収された20%の税金を還付してもらえます。

これを親がやってくれないので自前でやっているのが本ブログの著者です。

ひきこもれるのも才能ですよ。

それゆえ一般人には理解できないのかもしれませんが、

世間には、ひきこもり=悪、という認識を改めてほしいです。

 

 

 

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